お子様が産まれてから毎日あげているミルク。
お子様との大切なコミュニケーションの時間でもありますし、一生懸命に飲んでいる姿は本当に癒されますよね。
そんなミルクですが、月齢が進むにつれて離乳食も始まっていくと、夜中のミルクはいつまで必要なのか気になりますよね。
この点に関して結論から申し上げますと、夜中のミルクはいつまであげなければならないという具体的なきまりはありません。
ただ、月齢が低いと一度に飲む量が少ないため、夜中のミルクも必要になってきます。
離乳食の回数が増えてくるとお腹が満たされて飲まなくなってくる子もいるので、お子様の体調に留意しながら夜中のミルクをやめてもいいと思います。
この記事では、完ミの夜中のミルクはいつまで必要?寝ていても起こすべき?やめたい場合の対処法や1歳過ぎでも飲む場合の量の減らし方についてご紹介させていただきます。
ぜひ参考にされてみてくださいね。
完ミの夜中のミルクはいつまで必要?寝ていても起こすべきなのかご紹介します
夜中のミルクはいつまで飲ませなければならないか気になりますよね。
完ミの夜中のミルクは具体的にいつまで飲ませなければならないというきまりはありません。
ただ、夜中のミルクの必要性は月齢によって変わってきます。
月齢の低い赤ちゃんは一度で飲む量が少ないため夜中であっても欲しがるときに飲ませるようにします。
生後5~6か月には離乳食が始まり、9~12か月頃には3回食になります。そのため、離乳食で十分に栄養がとれてお腹がいっぱいの場合には無理に飲ませる必要はありません。
また、赤ちゃんがぐっすり眠っていて夜中欲しがらない場合は無理に起こして飲ませる必要はありません。
その際は、赤ちゃんの体重が順調に増えているか、おしっこがちゃんと出ているか、機嫌は悪くないかなど確認してみてくださいね。
体重がなかなか増えないときやおしっこの回数が少ないときなど不安な場合には支援センターや小児科などで相談してみるのもいいかもしれません。
一人で抱えこまず、周りの頼れる方に気軽に相談してみてくださいね。
私自身完母で育ててきましたが、おしっこもちゃんと出ていて体重増加も順調だったため、夜中欲しがらないときは起こさず、朝起きたタイミングで授乳していました。
お子さんが起きないときは、ママも休息できる時間だと思ってしっかり睡眠をとって休んでくださいね。気持ちも張ってしまいがちだと思いますが、ママの健康が子育てにはとても大切です。
完ミの夜中のミルクをやめたい場合の対処法は?8ヶ月、9ヶ月、10ヶ月、1歳別にご紹介します
夜中何度もミルクをあげるのは大変ですよね。夜中のミルクをやめたい場合の対処方法はあるのでしょうか。いくつかご紹介させていただきますね。
1.離乳食で満腹感を得られるようにする
月齢が進んで離乳食の回数が増えるとお腹が減ることも少なくなってきます。そのため、離乳食で満腹感が得られると夜ぐっすり寝てくれることも増えるかもしれません。
2.哺乳瓶以外に慣れさせる
ミルクが実際に欲しくて起きる場合もあれば、哺乳瓶を吸うことで安心したくて起きている場合があると思います。そのため、日中ストローマグに慣れさせて上手に飲めるようになってきたら哺乳瓶自体を卒業してみることも方法の一つです。
3.ミルク以外の安心材料を見つける
ミルクを飲むことではなく、ほかの安心材料を見つけてあげるのも方法の一つかもしれません。
例えば、手を触って寝る子、タオルやぬいぐるみを抱っこして寝る子、髪の毛を触って寝る子。その子その子で安心できる方法は違うと思います。
ちなみに私の子供は髪の毛と二の腕を触ると安心できるようでした。お子様にあった他の安心材料を一緒に探してみることもおすすめです。
これまでいくつかご紹介させていただきました。子育てには正解がありません。ぜひ、無理なくお子様とママやパパのリズムで進めていってくださいね。
完ミで夜中に何回も起きる場合の対処法についてご紹介します
完ミで夜中何回も起きてしまう場合はどうしたらいいのでしょうか。
ミルクは母乳に比べ、体重も増えやすいので与えすぎると心配になりますよね。
さっき飲ませたのにまたすぐ欲しがる場合にはミルクが欲しくて起きてるわけではない時もあるかもしれません。
昼の活動の刺激が原因で夜中起きてしまう場合もあります。その時は隣で添い寝をしてみたり、背中を優しくトントンとしながら抱っこして安心感を与えたりすることで眠ることもあると思います。
また、ミルクによるカロリーが心配な場合には白湯や麦茶など他の低カロリーで水分がとれるものを試してみてもいいと思います。
その子その子で寝かしつけ方も違ってくるとは思いますが、横抱きや縦抱き、落ち着いたメロディなどをかけてリラックスした雰囲気を作る、添い寝をするなどぴったりな対処法を見つけてみてくださいね。
完ミで夜中のミルクを1歳過ぎでも飲む場合の量の減らし方についてご紹介します
1歳を過ぎても夜中ミルクを欲しがる場合にはどうしたらいいのでしょうか。
日中の離乳食も3回食べる頃になっていると思うのでそろそろミルクの卒業を考えてみてもいいかもしれません。
今まで当たり前に飲んでいたミルクを突然やめるのはお子様にとってもストレスになります。
少しずつ夜中の回数を減らしてみたり、ミルク以外の安心できる眠り方を見つけてあげるのも一つだと思います。
私の場合ですが、娘の卒乳を決めた日は夜中何度起きて泣いても心に決めて、母乳はあげないようにしました。何時間も泣いて心が折れそうにもなりましたが、背中をトントンしながら縦抱っこをして気持ちが落ち着くようにしました。
その日は3回くらいいつも母乳を飲ませているタイミングで起きましたが、何とか朝を迎えいつも通りの1日を過ごし、心配していた2日目の夜を迎えました。
2日目の夜は驚くほど眠ってくれて一度泣いたもののそのままトントンで寝てくれて2日で卒乳が完了しました。
私の場合はスムーズにいったのかもしれませんが、娘は二の腕を触って寝ることが安心できるようで母乳以外の安心材料を見つけられたことが早い卒乳につながったのかもしれません。
ママ一人で卒乳することも大変だと思いますので、パパにも協力してもらうなど一人で抱え込まず、無理のない卒乳を目指してみてくださいね。
完ミの夜中の調乳を楽にする方法やアイテムをご紹介します
夜中何度もミルク作りに起きるのは大変ですよね。
そこでこれからは夜中のミルクが楽になるグッズやアイテムを紹介したいと思います。
1.ほほえみらくらく液体ミルク
この商品は液体ミルクになっているので温める必要もなく、そのまま哺乳瓶にいれてお子様に飲ませることができます。また、専用のアタッチメントがあれば哺乳瓶に移し替えることなくそのままあげることもできるので洗い物も減らすことができます。
1缶あたり240mlで値段はおよそ税抜き215円です。
2.ほほえみらくらくキューブ
この商品はキューブを哺乳瓶に入れてお湯を注いでミルクを作ることができる商品です。そのため、スプーンでの計量がいらず、粉をこぼす心配もありません。
1袋で200mlのミルクを作ることができますが、キューブが1袋で5個入っているので少量作る時にも便利です。
また、開封したら早めに使い切らないといけない粉ミルクと違って個包装なので長期保存が可能なことも嬉しいポイントです。
値段は48袋で税別4257円です。
3.コンビの調乳じょーず
この商品は沸騰したお湯を注ぐと24時間70度以上に保温してくれる便利なポットです。そのため、何度もお湯を準備する必要がなく起きてすぐミルクを作ることができます。
4.クリクラなどのウォーターサーバー
クリクラの例でご紹介させていただきます。
クリクラの水をそのままミルク作りをして活用することができます。お湯のノズルからは、75度から85度のお湯が出てくるのでミルクを作る温度に適しています。実際にクリクラのホームページにも紹介されています。
月額料金はかかってしまうものの、小さいお子様がいるご家庭へお得な料金プランや、無料お試しもあるので気になっている方は検討されてみてくださいね。
いくつか夜中のミルク作りを楽にするアイテムや商品をご紹介させていただきました。
ぜひ参考にされてみてくださいね。
まとめ
完ミの夜中のミルクはいつまで必要?寝ていても起こすべき?やめたい場合の対処法や1歳過ぎでも飲む場合の量の減らし方についてご紹介させていただきました。
完ミの夜中ミルクは具体的にいつまでといったきまりはありませんので、お子様の体重や、おしっこの回数、機嫌などを観察しながらされてみてくださいね。
夜中のミルクも液体ミルクや、調乳ポット、らくらくキューブなどの便利グッズを使ってみると今よりも楽になるかもしれません。
時には夜中のミルクをパパに代わってもらうなど、ママも休めるときには休んでくださいね。
夜中のミルクを卒業したら夜もぐっすり寝てくれるようになるお子さんも多いと思います。
実際に私の子供も卒乳してから朝まで寝てくれるようになりました。
今は何時間かおきにミルクをあげて大変だと思います。
ですが、いつか終わりはくるのでママもお子様もストレスなく卒乳できたらいいですよね。
何よりもパパとママの健康があっての子育てなので、休めるときには休んで、困ったことは周りの方に相談をするなど、ストレスや不安を解消して育児をしてみてくださいね。