ブリーチははげるし髪が痛むって言いますよね。
なおこの点に関して結論からお伝えすると、実際ブリーチは肌に負担が大きい影響からはげやすくなり、髪も痛みます。
それでも直接きれいに色を変えることができるなど、メリットもあるので、ブリーチをやりたい人も多いですよね。
今回はブリーチで頭皮や髪がどうして痛むのか、ブリーチをしないほうがいい髪質があるのかご説明します。
また市販品でセルフブリーチをする場合のやり方やおすすめの市販ブリーチ剤のご紹介もしますので、よろしかったら最後まで読み進めてみてくださいね!
ブリーチははげるし髪が痛むって本当?
ブリーチははげるし髪が痛むというのは本当です。
ブリーチの薬剤には過酸化水素水という成分が含まれていますが、これが皮膚につくと皮膚が大変ダメージを受けてしまうんですね。
この過酸化水素水は酸素系漂白剤にも使われていて、ブリーチをしたことがなくても漂白剤を触って手が荒れてしまった経験のある方は多いのではないでしょうか?
またブリーチ液にはアンモニアという成分も含まれていて、これが髪のダメージの原因になります。
まとめると、ブリーチではげてしまう主な原因は2つあります。
- ブリーチ液が頭皮につくことによって、頭皮や毛穴がダメージを受け、髪が抜けてはげてしまう
- アンモニアが髪を痛めてしまい、髪が細くなったり切れたりして少なくなる
それでもお仕事やファッションなどのため、ブリーチをしたい場合もありますよね?
どうしたら少しでも頭皮や髪へのダメージを減らせるか、後ほどご紹介しますので、よかったら最後まで読んでみてくださいね!
ブリーチをしないほうが良い髪質は?
ブリーチはできるならしないほうが良いですが、特にしないほうが良い髪質や体質というのがあるのでご紹介します。
まず前提として頭皮や髪が健康な人が1,2回のブリーチではげてしまう、ということはまずありません。
しかしダメージを受けやすい人はあっという間に髪がごっそり抜けてしまうということもありえます。
まず遺伝的に薄毛の人はブリーチを控えたほうが無難です。
遺伝的にはげやすい人は頭皮環境を悪くしてしまうと、脱毛が加速してしまう可能性がありますので、ダメージを与えるようなブリーチはやめたほうがよいです。
また皮膚が弱い人もブリーチは避けたほうが無難です。
アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を持っている方はもちろん、汗やセーターのちくちくでかぶれてしまうなど、皮膚が弱い人は頭皮もやはりダメージを受けやすいです。
髪が抜けるだけでなく新たな皮膚トラブルを招く可能性もありますので、皮膚が弱い方は十分注意してくださいね!
ブリーチは回数を重ねるほど、ダメージが2倍、4倍と増えていくと言われているそうです。
特に髪がブリーチに向いていない人は、自分でやらずプロにやってもらうこと、薬液を頭皮に絶対つけないこと、回数を減らすなどの工夫をおすすめします。
ブリーチのデメリットとメリットを紹介
ブリーチのデメリットとメリットをご紹介しますね。
はげてしまう可能性のあるブリーチですが、それでもやる人がいるのはやはりデメリットと同様、メリットがあるからですね!
まずブリーチのデメリットについてご紹介します。
まずいままでご紹介してきた通り、ブリーチの薬液によって髪が痛むこと、頭皮がダメージを受けることです。
そしてもう1つのデメリットはカラーが抜けやすいということです。
ヘアカラーを入れるために最初にブリーチをすると、髪はきれいに染まりますが、色が抜けるのも早い傾向があります。
次にブリーチのメリットについてご紹介しますね。
ブリーチのメリットは、カラーがきれいに入ることです。
ヘアカラーをしても思っていた色となんだか違う、ということがありますよね?
ブリーチをして髪の色を抜いてからヘアカラーをすると、ヘアカラーの本来の色がきれいに発色するんです。
だから明るいブロンドやピンクなど、黒髪の地の色が出ないカラーにしたい場合は、ブリーチをしてからのほうが思った通りの色に染まるんですね!
このようにデメリットだけでなくメリットもあるので、もしブリーチをするようであれば優先部位をしっかり考えた上でするかどうか考えてみてくださいね^^
ブリーチを市販品を使ってセルフでやる場合のやり方と注意点を紹介
ブリーチを市販品を使ってセルフでやる場合のやり方、注意点をご紹介します。
最初に言っておくと、ブリーチはできるだけプロに任せたほうがダメージは少ないです。
というのも市販のブリーチ剤は素人がやっても染まるように、美容院で使われているものより成分が強い場合が多いからです。
そして一度でも市販品でかぶれたことがある人は、健康上の理由から、セルフではやらないことを強くおすすめします。
皮膚トラブルなどがない方で、どうしても市販品でやりたい場合は次のことに注意してみてくださいね。
- パッチテストをしてから使う(使用中にヒリヒリするなど異変を感じたら即座に中止する)
- 使用後のケアをしっかりする。(ブリーチ後は髪のダメージがひどいので、洗い流さないタイプのトリートメントなどをシャンプー後に使ったり、ドライヤーの時間を短くする)
続いてセルフでのブリーチのやり方をご説明します。
ブリーチをする前に顔や首筋にワセリンなどを塗って、薬液がつかないように保護しておきます。
頭皮につかないようにブリーチ剤は毛先から順番につけていき、頭頂部分は最後にします。
このとき薬液を頭皮まで塗らないように注意してくださいね。
ブリーチ剤を塗り終わったら、パッケージに書いてある時間を守って使用します。
長く置いてもダメージが増すだけで効果はありませんので、必ず時間内に洗い流すようにしてくださいね!
セルフのブリーチはあまりおすすめできませんが、やる場合はこれらのことに注意して、できるだけダメージを少なくしてくださいね。
ブリーチの市販品で痛みにくい商品を3つ紹介
ブリーチの市販品で髪や頭皮が痛みにくくおすすめできる商品を3つご紹介しますね。
まず最初に説明すると、ブリーチ剤にはクリームタイプ、スプレータイプ、パウダータイプの3つのタイプがあります。
おすすめの商品と一緒に、それぞれのタイプの説明もご紹介しますね。
- ホーユー「BT ベースアップブリーチ」(クリームタイプ)
市販品で一番多いのがクリームタイプで、髪全体に広げやすく、初心者にも扱いやすいです。
BTベースアップブリーチは、髪を保護するオイルが数種類配合されていて、トリートメント剤もついています。
口コミを見ると、きれいにしっかり色が抜けるのに髪がさらさらになる、と評判ですよ!
- ヘンケルジャパン「フレッシュライト ミストブリーチ」
スプレータイプはピンポイントで染めるのに向いているので、伸びてきたいわゆるプリン髪の根元を染める時などにおすすめです。
フレッシュライトミストブリーチは、髪にやさしく、自然な感じで徐々に染まるという口コミが見られました。
- 日本ケミコス「マニックパニック ホワイトボム ブリーチパウダー」
パウダータイプは美容院で使われているもので、しっかり脱色できますが、慣れていない人には扱いが難しいのが難点です。
マニックパニックホワイトボムブリーチパウダーは、ブリーチの仕上げとして真っ白にしたい人が愛用しているようです。
市販品を選ぶポイントは、使いやすいこと、ヘアケア成分が含まれていることを売りにしていること、トリートメント剤が付属していることなどです。
ご紹介したほかにもダメージの少なめのブリーチ剤はありますので、探してみてくださいね!
まとめ
ブリーチではげるというのは本当なのか、ダメージを少なくするにはどうすればよいかをご紹介しました。
ブリーチはどうしても髪や頭皮に負担がかかり、はげやすくなるので、やらないほうがいい体質の人もいます。
またブリーチをやる場合は、美容院でプロにお任せしたほうが髪にやさしいですが、セルフでやらなければいけないときは、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。