夏場の暑さや緊張などで鼻の下だけ汗が出てしまう・・・という悩みを抱えている人は意外と多いかと思います。
またどんなに拭いても汗が止まらない、汗をかきすぎて痛いという場合も、ありますよね。
特に最近はマスク着用の影響から、汗をかいてしまい化粧崩れや鼻の下から出てくる汗の臭いに悩んでいる人も多いかと思います。
そこで今回は
「鼻の下の汗の原因と止める方法まとめ!止まらない痛い場合の対処法や臭いを抑える方法についてもご案内」
と題し情報をまとめさせていただきました。
私自身も鼻の下の汗に悩んでいたのですが、原因や対処法を知ったことで汗の悩みを解消することができたのでぜひ参考にしていただければと思います。
鼻の下の汗の原因
鼻の下に大量の汗をかいてしまう原因は、鼻の下にある”汗線(かんせん)”が大きく影響しています。
人間の体にはいくつもの”汗線”があるのですが、鼻の下は特に”汗線”が多くある場所なので、汗をかきやすい場所だといわれています。
また鼻の下に汗が出る原因としては、
- 身体が感じる体感温度や体温調整からくるもの
- 緊張や驚きなどからくる精神的なもの(自律神経の乱れ)
- 辛い食べ物を食べたことから起きる味覚的なもの
のどれかに反応し鼻の下から汗が発生するといわれています。
例えば普段から運動しない、汗をかかない状態だと、心臓周りの汗腺からの発汗が行われず、顔まわりの汗腺を通じて体温の調整を行うようになります。
緊張感や食生活の乱れ、睡眠不足などの影響からくる自律神経の乱れでも同じように鼻の下から汗をかきやすくなると言われています。
また汗腺の多さは両親からの遺伝的な要素も影響しているとも言われています。
あまりにも酷い場合は多汗症と判断され内服などでの治療が必要と判断されることも多いようですが、
日常生活を乱すほどの発汗量や常に発汗している状態でなければ、以下でご紹介する対処法を取り入れることで鼻の下の汗を抑えられるようになります。
どれも簡単ですぐに実践できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
鼻の下の汗を止める方法
鼻の下の汗を止める方法として病院などでも勧めれられるやり方を以下でご紹介していきます。
- 体温調整できる身体作りをする
- 食生活の改善をする
- ストレスを溜めない発散させる
- 首回りを冷やす
- 漢方を取り入れる
- 顔用の制汗ジェルを取り入れる
体温調整できる身体作りをする
運動不足になると体温調整ができない体になり、うまく体温調整ができない身体になってしまいます。
歩く歩数を増やす、筋トレをする、など、体を鍛えて体温調整できる体つくりしていきたいものです。
食生活の改善をする
食生活が偏っていたり、辛いものばかり食べている生活もよくありません。
食事の基本とされるまごはやさしい食材を積極的にとって、暴飲暴食や飲酒しすぎるような生活はは避けたいものです。
ストレスを溜めない発散させる
ストレスは自律神経を乱し、発汗を促すと言われています。
現代でストレスがない生活を送ることは難しいですが、うまく自分にあった方法でストレスを発散していけると良いですね。
首回りを冷やす
鼻の下の汗を止める方法として病院では首回りを冷やすことを推奨しているところもあるようです。
夏場など汗をかきやすい季節は、首回りを冷やすことができるアイテムなどを取り入れてみるのもオススメです。
漢方を取り入れる
即効性はないですが、病院で処方される漢方薬を取り入れることで発汗量を抑えることができるとも言われています。
「鼻の汗が1年中止まらない」
など普段の生活に大きな影響を及ぼしている場合は、医療機関を受診の上処方してもらうようにしてくださいね!
なお街中にある漢方薬局だと保険適用外となってしまうので、皮膚科または形成外科を受診するようにしたいただければと思います。
顔用の制汗ジェルを取り入れる
脇や身体、足の指専用の制汗アイテムがあるように、顔専用の制汗ジェルも販売されています。
例えば美容雑誌などでも紹介されているSalafe(サラフェ)という商品だと、利用者の満足度91.7%と多くの人が商品に対して満足していることが伝わってきます。
朝メイクする前などに鼻の下にジェルを塗るだけで汗が気にならなくなるので、即効性を求めているようであればぜひお試ししてみても良いかと思います。
なお顔の制汗ジェルSalafe(サラフェ)は25日間の返金保障が付いているので、試してもし効果がなければ返金してもらうこともできます。
返金保証期間内であれば使い切っても大丈夫なので、即効性を求めているようであればぜひチェックしてみてください!
鼻の下の汗が止まらない場合はどうすればいい?
鼻の下の汗を止める方法をご紹介させていただきましたが、上記の方法を試しても「鼻の下の汗が止まらない」という場合もありますよね。
もし体質改善を試みたり、顔用ジェルを取り入れても、鼻の下の汗が止まらないようであれば、局所性多汗症になってしまっている可能性もあります。
また、
「ベタベタした汗が鼻の下以外からも出てくる」
といった場合は神経疾患や代謝の異常、感染症などといった可能性もあるので、病院で適切な治療が必要となります。
上記でご紹介した対処法をしばらく実践してみても改善されない場合は、できるだけ早めに受診することが望ましいです。
なお病院受診する場合は、皮膚科や形成外科で診療を受けられるので早めに受診するようにしてくださいね。
鼻の下が汗でしみて痛い場合の対処法
鼻の下が汗でしみて痛い場合の対処法をご紹介していきます。
まず根本的なところからお伝えすると鼻の下が汗でしみて痛い場合、肌のバリア機能が低下していたりマスクなどの刺激が痛みを発生している可能性が大きいと言われています。
しみたりヒリヒリして痛い場合は、保冷剤をタオルなどで包んで患部に当てるようにすると痛みが和らぎます。
またもし病院に行けるようであれば、専用の薬を処方してもらい肌の調子が戻るのを待つのも一つの方法です。
このほかにも、保湿をしっかりと行うことも大切です。
なおもしマスクが原因で汗をかきやすくなって鼻の下がしみて痛い場合は、マスクの素材が合わない場合もあるので、かぶれないマスクを着用してみるのもおすすめです。
薬局や通販などで購入することができるので、自分に合うサイズのものを選んでみてくださいね。
またマスクにモーターファンが付いているマスクを使うと発汗を抑えることができるようになるので、汗でしみて痛い状況を改善させてくれる効果が期待できます。
私も経験ありますが、鼻の下の汗でしみると本当に痛いですよね。
ただ首を冷やしたり顔専用のジェルを用いたり、かぶれないマスクに変えるだけでも、かなり状況は改善されるはずです。
もし病院に行けるなら受診するのがベストですが、もし難しいようであれば便利なアイテムを使ってみるのも一つの方法です。
鼻の下の汗の臭いを抑える方法
マスクを着用している際などに特に気になる鼻の下の汗の臭いを抑える方法について最後にご紹介していきます。
鼻の下の汗の臭いに関してですが、基本的に汗は無臭なので鼻の下の汗の匂いではなく、鼻の内部からの匂いであることがほとんどです。
鼻の下の汗の臭いだと思っていた匂いの多くは、鼻の内部から発生している匂いなので、鼻の入り口を洗うだけで解消されるはずです。
普段使っている洗顔フォームなどで優しく洗うと匂いは解消されるので、洗顔する際は鼻の入り口付近まで念入りに洗ってみてくださいね!
まとめ
「鼻の下の汗の原因と止める方法まとめ!止まらない痛い場合の対処法や臭いを抑える方法についてもご案内」と題し情報をまとめさせていただきました。
鼻の下の汗の原因は”汗線”が多くあることや、このほかにいろんな影響が及ぼしているということが伝わったかと思います。
記事内で鼻の下の汗を止める方法についてご紹介させていただきましたが、もし止まらない場合はできるだけ早めに受診して診断してもらうようにしてくださいね。
鼻の下の汗は本当に厄介ですが、原因や止める方法をしっかりと理解し実践することで、発汗量は本当に変わってきます。
今は便利なアイテムも色々と揃っているので、うまく取り入れつつ、鼻の下の汗と付き合っていきたいものですね。